「ガロン」とは?

「ガロン」は、2007年12月に結成された市川裕司、大浦雅臣、金子朋樹、小金沢智、佐藤裕一郎、西川芳孝の6名からなる構成される作家グループです。市川裕司、大浦雅臣、金子朋樹、佐藤裕一郎、西川芳孝は日本画を出自とし、また小金沢智は日本美術史研究、美術評論を専門としています。「日本の伝統的絵画を出自としている私たちに提示出来るものは何か」という思いから作家主体の自主企画として2007年に発程しました。日本の伝統的絵画の文脈を通じて得られたものを、私たちの世代が歩んできた時代背景を通して表現及び発表というかたちで昇華することを目的としています。

 

2010年6月に、寛文10年(1670年)に創建された東京都港区白金台三丁目にある禅宗寺院「瑞聖寺(ずいしょうじ)」寺院内にて「ガロン第1回展」、2012年2月に埼玉県川口市所在の旧田中家住宅(国登録有形文化財)にて「ガロン第2回展『日本背景』」を開催しています。

 

市川裕司ICHIKAWA Yuji

1979年、埼玉県生まれ。2005年、多摩美術大学大学院日本画領域を修了。2012年より一年間、五島記念文化財団海外研修員としてドイツ・デュッセルドルフに滞在する。現在は慶應義塾横浜初等部の教諭として指導を行う。主な展覧会に「New Vision Saitama 4『静観するイメージ』」埼玉県立近代美術館(2011)、「世界樹」spiral/コバヤシ画廊(2014)など。 

 

大浦雅臣OURA Masaomi

1977年、東京都生まれ。2005年、武蔵野美術大学大学院日本画修了。個展を中心に活動。近年の個展にギャラリー和田(2019)、たましんギャラリー(2018)。2018年、紫雲山瑞聖寺へ作品を奉納。平野美術館・瑞聖寺・ベネトン財団に作品収蔵。

 

金子朋樹KANEKO Tomoki

1976年、静岡県生まれ。2006年、東京藝術大学大学院博士後期課程日本画研究領域修了。現在、東北芸術工科大学美術科日本画コース教員、チュートリアル「みちのく現場考」主宰。主な展覧会に「山形ビエンナーレ」(2016、2018)、「帝京大学所蔵絵画展」帝京大学総合博物館(2017)。個展に「パントノミー」佐野美術館さんしんギャラリー善(2019)など。

 

小金沢智KOGANEZAWA Satoshi

1982年、群馬県生まれ。世田谷美術館を経て、太田市美術館・図書館学芸員。超・日本画ゼミ(美学校)講師。専門は日本近現代美術史。主な企画展に「開館記念展『未来への狼火』」(2017)、「開館1周年記念展佐久市立近代美術館コレクション+『現代日本画へようこそ』」(2018)、本と美術の展覧会vol.3「佐藤直樹展:紙面・壁画・循環」(2019)など。

 

佐藤裕一郎SATOYuichiro

1979年、山形県生まれ。2005年、東北芸術工科大学大学院芸術文化専攻日本画領域修了。文化庁新進芸術家海外研修を機に2017年より制作の本拠をフィンランドに置く。主な個展に「YUICHIRO SATO JAPANESE PAINTING」tm・gallery ヘルシンキ(2018)、「TheForest」ユヴァスキュラ美術館(2019) など。

 

西川芳孝NISHIKAWA Yoshitaka

1979年、東京都生まれ。2005年、多摩美術大学大学院日本画領域修了。主な展覧会に「損保ジャパン選抜奨励展」東郷青児美術館(2008)、「現代水墨作家展」国立新美術館(2011)、「菅楯彦大賞展」倉吉市博物館他(2012)、「現代水墨画の旗手たち展」頼山陽史跡資料館(2016)、「吾輩の猫展」佐藤美術館(2017)、「人人展」東京都美術館(2013~毎年出品)など。